コレステロールの日本の診断基準とアメリカの診断基準を比べてみた!〜コレステロールは悪者ではない!No.5

No.5 日本の診断基準はアメリカの診断基準より厳しい!

実は、日本人の心筋梗塞死亡率は、欧米の数分の1です。それにもかかわらず、何故か診断基準値はアメリカよりも厳しいのです。

日本とアメリカの基準を比べてみましょう(2015年現在)

  • 日本の診断基準(日本動脈硬化学会)
    LDL-C≧140mg/dL
  • 米国の診断基準
    LDL-C≧190mg/dL(男性

アメリカでは男性の場合のみです、基本女性や高齢者にはお薬は出されないようです

日本でもせめて診断基準がLDL-C≧190mg/dlに訂正されれば、たくさんの人がコレステロール低下薬を飲まなくてよくなります

コレステロール薬の副作用のことも考えると飲まなくてすむのであればその方がいいですね

つづく

《コレステロール関連記事のリスト》はこちらの末尾

この記事を書いた人

なおこ

京都市内在住の薬剤師です。
仕事の中での気づき、想うこと、服薬ケア研究会での深い学び、糖質制限食などの食に関する学びや私なりの知見を発信しています。
好奇心旺盛、学ぶことが大好きなので、その他にもいろんなテーマで誰かのお役に立てそうな情報も発信中。