脂肪細胞は最大の内分泌器官!〜岡村ゼミ 2017.10〜

関西岡村ゼミ(2017.10.8) 兵庫県県民会館にて 9:30〜 16:30

今日は
①服薬ケア大会(10/28・29)の一般演題発表のリハーサル(2人)
②英語論文読解「ペラフィブラートのトランスクリプトーム解析」他
③「脂肪細胞の発生と機能」(実験医学より)の読み合わせ
でした。

①服薬ケア大会(10/28・29)の一般演題の発表のリハーサル

私も「糖質制限食のすすめ〜糖尿病の食事療法として〜」のテーマで
リハーサルさせてもらいました。

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みんなにもらった感想・意見
・とてもわかりやすいとの評価。
・もっと詳しく知りたい点
「血管を傷つける」とはどういうことか?
「ケトン食」とは具体的にどんな食事?
・問題点  8分発表のところ16分。

②英語論文サマリーの和訳「ペラフィブラートのトランスクリプトーム解析」ほか

新しい単語・概念
・トランスクリプトーム解析

・リガンド活性化転写因子

・エピジェネディクス

③「脂肪細胞の発生と機能」(実験医学より)読み合わせ

・脂肪細胞は、余剰のエネルギーを蓄える貯蔵庫としての働きのほかに、身体で最大の内分泌器官として、たくさんのホルモン様物質を放出し、種々の調整を行っている!

・「高脂肪食に伴う高インスリン血症は・・・」に疑問。高脂肪食で、インスリン分泌増えるか?  →参考文献19)を調べる。

難しい文献の読み方・コツ

・「ここ」は分かった。というところをピックアップして理解していく。
・「わからないことに耐え、読み進める」
・「どこが分かるか探しながら読む」

☆アクトスの勉強をした時とつながる知識があり、難しい文献であったにもかかわらず、面白かった。今まで学んだことと、繋がっていくと、楽しくなって、分かりにくい部分にも耐えて、読み進められる。仲間と一緒に学び合えるところもきっといいんですね。改めて、アクトスの作用機序の勉強を再度やってみたくなった。脂肪組織は内分泌器官であるところも。
ここで本当にやると力がつくと思うのだが。やる?

前回のゼミの記事はこちら。

この記事を書いた人

なおこ

京都市内在住の薬剤師です。
仕事の中での気づき、想うこと、服薬ケア研究会での深い学び、糖質制限食などの食に関する学びや私なりの知見を発信しています。
好奇心旺盛、学ぶことが大好きなので、その他にもいろんなテーマで誰かのお役に立てそうな情報も発信中。