我らがパラダイス(林真理子著)〜深刻な介護小説・・・と思いきや最後は痛快!

この本は、どなたに勧められたのか覚えてないのですが、いつの間にか図書館にリクエストしていまして、だいぶ待ってやっと順番が回ってきました。で、読み始めて、初めて介護小説なのだと気づいた状態でした、笑。

我らがパラダイス(林真理子著)

深刻な介護問題が・・・

とても裕福な高齢者のための介護施設「セブンスター・タウン」を中心に、そこで働く50歳前後の3人の女性職員の親の介護問題と絡めて話は進みます。

私も同じく50代。まだ両親や義母は元気にしておりますが、少しずつ体力は落ちているようで、心配しているところです。
深刻な介護問題が、リアルに次々と展開されます。
介護施設の話も詳細に出てくるので、薬剤師として、介護施設にお薬を個人個人のお部屋へ届けている私は、色々と話がリンクして、あっという間に引き込まれていきました。

痛快な最後。

家族間の問題、嫁姑問題、認知症・・・深刻な問題が絡み合う中、たくさんの問題提起がありましたが、悲しい、深刻な介護問題を最後は痛快なお話に仕上げた林真理子さん!本当に一緒に泣いて、笑いました!

面白かったし、医療者としても、学びになった本でした。まさに現在渦中にいる方も、今後に控えた方も、読むと少しでも心の準備ができたり、学びがあったり、そして、スカッと心が軽く元気になる小説です。
40〜50代前後の方に特にオススメです。
男性も、いや男性こそ、是非読んでほしいです。

我らがパラダイス

我らがパラダイス

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林 真理子
毎日新聞出版 (2017-03-17)
売り上げランキング: 86,042

この記事を書いた人

なおこ

なおこ

京都市内在住の薬剤師です。
仕事の中での気づき、想うこと、服薬ケア研究会での深い学び、糖質制限食などの食に関する学びや私なりの知見を発信しています。
好奇心旺盛、学ぶことが大好きなので、その他にもいろんなテーマで誰かのお役に立てそうな情報も発信中。