春期京都非公開文化財特別公開中の仁和寺を拝観しました。5/6までです。
世界遺産 仁和寺
仁和寺は、真言宗御室派の総本山。
平成6年に国連の世界遺産に登録されています。
門跡寺院。
嵐電 御室駅から徒歩5分足らずです。嵐電は、気持ちがほっこりする電車ですね。
↑金堂 本尊である阿弥陀三尊が安置されています。
慶長年間(安土桃山時代〜江戸初期)の御所内裏紫宸殿を移築したものだそうです。先日、京都御所の紫宸殿を見て来たばかりです。
荘厳な二王門の写真を撮り忘れました。
学生さんがスーツを着て、詳しくガイドをしてくれてました。歴史好きなのが伝わってきてこちらまで楽しくなりました。ボランティアだそうです。
御室桜(おむろざくら)
↑仁和寺の御室桜は遅咲きだそう。背が低くてお花が近いので見ごたえありそうです。他の桜が終わりになった頃、来年はぜひ見に来たい。
↑五重の塔 横幅が上の方もあまり変わらないのが特徴
門跡寺院ってなんだろう。
門跡寺院とは? 門跡とは、一般の僧侶とは違って、皇族・貴族が住職をつとめる寺院をいいます。
とりわけ仁和寺にはその他のお寺と決定的に異なる点がありました。
時の帝、宇多天皇が出家して寛平法皇となり、仁和寺において小さな僧坊をつくったのです。
これを「御室(おむろ)」といいます。
今も仁和寺の桜を「御室桜」といいますね。
江戸時代に再興した際には、それまで京都御所で実際に使われていた紫宸殿をそのまま移築し、仁和寺の金堂としています。
天皇の宮殿をそのままお堂にしてしまうなんて、別格感がハンパないですね。
by「バルバロッサノート!」
つづく。