50代にも起こる突然の黄斑円孔!〜女性に多い〜②

つづきです。

硝子体手術&白内障手術

手術自体は30〜40分。

手術台に横になると、すっかり、まな板の上の鯉の気分。
医療に100%はないよね。運も大きいよね。上手くいきますように。なんて、ぶつぶつ考えている間にも、目薬を何度もさされたり、点滴をされたり・・・。

局所麻酔なので、術中に意識があるとは聞いていたものの、まだ目がくっきり見えているのに、目の上にかけられた透明カバーにはさみを入れられたり器械が近づいてきたりして、パニックになりそうでした。
いろいろされてるうちにかすんできて、最後の方でやっと真っ暗で何も見えなくなりました。

痛みはほとんど全くありません。それは大きな救いでした。左目に大きな眼帯をテープでとめて、これからの生活の注意事項を聞いて、タクシーでホテルに戻りました。

うつむき生活

ホテル生活3日間のために、あらかじめ子供や友人にお勧めの漫画本を聞いて、ツタヤで借りておきました。

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はまった漫画本は「ヒカルの碁」「もやしもん」「くろさぎ」「銀の匙」
知らない世界を堪能しましたー!

他にも、ノートパソコン、積読されてた本などいろいろと出来るかなと思ったものをトランク一杯に持ち込みましたが、結局できたことは、漫画本とiPhoneをちょこちょこいじること。iPhoneも検索は楽しかったけど、あの姿勢でブログを書くのは辛くてやめました。

術後の目の調子

術後、4日目くらいから視野の中にレンズのようなものが見えだして、白内障の手術で入れたレンズがずれたのではないかと本気で心配しました。検索するとまれにそんなことがあるらしい。
でも結局、眼球に入れたガスが少しずつ減ってきたため見えだしただけで問題なかったようですが、う〜ん、最初からそう説明していて欲しかった。
ガスは約2週間かけて無くなるとはきいてたけれど。。
私も医療者として患者さんの立場にたった説明を、今後ますます気をつけてやっていきたいと思います。

術後10日目に受診した結果、順調に穴は塞がりつつあり、今8割塞がっている状態。
あとは、数ヶ月〜1年かけて塞がっていくが、どこまで治るかは個人差があるとのこと。

翌日から仕事復帰しましたが、やっぱり、なんか調子悪い。やりにくい。仕方ないですね。

アイラインは、だいぶ引きやすくなりましたけど、願わくば、もうちょっとかな。
手術した左目には違和感がまだ多少あるし、両目で見ても以前よりは見えにくい。
1年かけて徐々に良くなるのを期待しよう!

気をつけてくださいね

考えてみると、3〜4ヶ月前からいわゆる「飛蚊症」の症状が始まってました。
50代でもう始まるの?と思ったけど、検索すると50〜60代から始まると書いてあったので、てっきり生理的なものかと思って放置してました。
網膜剥離でも起こる症状らしいので、年齢的なものと思わずに一度は受診しておくべきだったなと反省でした。

以上体験レポートでした。

この記事を書いた人

なおこ

京都市内在住の薬剤師です。
仕事の中での気づき、想うこと、服薬ケア研究会での深い学び、糖質制限食などの食に関する学びや私なりの知見を発信しています。
好奇心旺盛、学ぶことが大好きなので、その他にもいろんなテーマで誰かのお役に立てそうな情報も発信中。