思ってもいなかった、黄斑円孔の手術を経験しました。
そのレポートです!
左目がおかしい
ある日、仕事に行く前にいつものようにメイクアップをしていたら、「あれ?アイラインが引けない。右目のアイラインを引きたいところがよく見えない??」
その時は「なんか最近目の調子悪いなあ」くらいで、急いで仕事へ。
その日の午後、職場で、ふと片目ずつでパソコン画面を見てみたら、左目で見た時、ちょうど視野の真ん中あたりの文字だけが歪んで、何て書いてあるか見えない。半径2cmくらいの真ん中の部分が見えませんでした。
⇩こんな感じの見え方です。
黄斑円孔、発覚!!
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翌日、すぐに近くの眼科を受診。
すると、「黄斑円孔」になりかかっている状態でした。
まず、「黄斑」とは視力にとって一番大事なところで、網膜の中心部分です。
「黄斑円孔」とは、その黄斑に穴が開いてしまって一番焦点を合わせたい部分が歪んではっきりと見えなくなります。詳しくはこちら
・なるべく早めに手術をした方がいい
・たくさんの症例を扱っている京都府立医大での手術を勧める
とのことでした。
調べてみると、50〜60代の、特に女性に時々起こる症状のようです。
「黄斑変性症」は、高齢者に多いというくらいは知っていたのですが、まさか自分が「黄斑円孔」になるなんて思ってもみなかったです。
翌日から海外旅行の予定でしたが、それは問題ないとのことで無事旅行は決行。良かった♡帰国してから、さっそく京都府立医大を受診。最初の受診から1週間後でした。
その日の検査では、もう、すでに黄斑円孔を起こしていました。
どんどん進行しています。進行早い方なんじゃないかしら。
・2〜3週間以内には手術をしたほうがいい
・この手術をすると大半の人が術後1年以内に白内障の手術をすることになるので、最近では最初から一緒に行うことが多い。
・術後は、うつ向きの生活を10日間続ける必要がある。寝るときもうつぶせで。
眼球にガスを入れて、黄斑の穴の部分を押さえつけることにより、穴が塞がって行くので、上に行こうとするガスが、上手く目の奥の黄斑部分に当たるように、真下を向いておく必要があります。たいへんそうです。実際、かなり辛かったです。
約2週間後の月曜日に手術、決定。
ただし、京都府立医大では、手術の予定が3ヶ月先までいっぱいとのことで、手術は、近くの別の病院で。
でも、執刀は、京都府立医大の先生ご自身がしてくださるとのことで一安心。
入院するのが普通のようですが、日帰り手術も可能らしく、あいにくベッドが開いていなかったので、京都市内のホテルに3泊して、その後1週間は自宅で過ごすことにしました。翌日とその2日後は受診する必要があり、自宅から通うには片道2〜3時間ほどかかるので、しっかりうつむき体制をとるには、無理があったのです。眼球内のガスは2週間かけて抜けていくらしいのですが、ガスが満タンの最初の3〜4日間は、特にしっかりうつむき体制をとることが、穴が塞がるために大切とのことでした。
今日はここまで。 つづく〜。
次回は手術について。