前回までに、植松医師のピンポイント照射の治療を受けたところまで書きました。最初の記事はこちら
その後の食生活
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その後、食事は、まず、乳製品をやめました。
「乳がんと牛乳―がん細胞はなぜ消えたのか」ジェイン・プラント 著
医療者ではなく、科学系の教授だった方で、ご自身が乳がんになり、乳がんと乳製品の関係を解明し、がんを克服された方です。全世界で400万部の大ベストセラーになった本で、たくさんのデータを示されていてとても納得がいき、再発を防げるのならやめようと決心。
そしてその後、糖質制限食やグリーンスムージーに切り替えました。いろいろと試行錯誤しながら多少ゆるめですが、今8年になります。そのきっかけは夫の糖尿病(記事はこちら)。
免疫も上がって、体に良さそうなので私も一緒にやってきましたが、最近になって糖質制限食は、がんの予防になったり、治療になる可能性があるという報告をたくさん目にするようになりました。
私にもぴったりの食事療法なのかもしれません。
その後のオンコロジー
久しぶりに、UMSオンコロジークリニックのサイトを訪れました。
ぜひ上記のページを読んでみてください。
そして、「切らない乳がん」の患者さんが600名を超えたそうです。
近いうちに、「生存率や再発率などの長期成績を調査」するそうです。結果が楽しみです。
また、患者さんが立ち上げた、「UMS サポート.com」というサイトもできていました。
まずはじめにあわてずにセカンドオピニオンを
がんがわかった時、治療法として全ての選択肢を示されて、その人にとってのそれぞれのメリット・デメリットが説明されるのが理想ですが、現実には、自分の病院でできる外科手術の選択肢しか示されないことがほとんどです。
なので、説明を受ける前に、十分自分で、調べられるだけ調べてから、臨みましょう。
すると、医師の話も理解しやすくなりますし、いろんな治療法があることを知ることができて、質問もできます。そして、必ず、できれば方針の違う病院のセカンドオピニオンも聞いてみましょう。
一口にがんと言っても、本当は個人個人で、最適な治療法はかなり違うようです。
ひとくくりの標準治療を受けると、必要ない抗がん剤をいつまでも受けて効果もないばかりでなくかえって体を弱らせて死期を早めるケースも少なくないようです。
UMSオンコロジークリニックは、鹿児島だけでなく、東京でも相談可能です。
近藤誠医師については、いろいろと議論もありますが、著書によって大変勉強させていただきましたし、植松医師へと導いてくださって、私にとっては、植松医師とともに恩人です。
乳がん体験1〜5まで、長くなりましたが、読んでくださってありがとうございます。
少しでも多くの方が、もしもの時、最も良い、納得のいく治療法と出会えますように。
*乳がん体験1〜5の「まとめ記事」はこちら↓
*最初の記事“私の乳がん体験1”はこちら
*乳がん検診に関して、ぜひ知っててほしいこと、こちら。