前回までに、乳がんとわかってから、いろんな病院をめぐり、ついに植松稔医師と出会い、そこで治療を受けることに決めたところまでお話ししました。
UMSオンコロジークリニックでの治療
(旧UASオンコロジーセンター)
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植松医師とよく相談し、「ピンポイント照射」と、「再発予防のための右胸全体への薄く広くの放射線照射」だけで、抗がん剤治療はしないことを決めました。もちろん脇のリンパ節郭清もしません。
10/4から病院が休みの日以外週5日ずつ、通いました。25日間。
新幹線の定期券を買って、仕事を半日で上がって通いました。治療自体はほんの数分間、ベッドに横になっているだけです。準備や着替えを入れて、トータル30分くらい。痛くもかゆくも熱くもありません。これで、放射線が当たってるんだなあという感じです。
ベッドに寝たままCTを撮って病巣の場所を特定し、そのままベッドが横に移動して照射するので、正確に照射できるわけです。治療の後も特にしんどくもなく、毎日鹿児島市内に出てこれるのが楽しくもありました^^
で、後半の時に5日間だけは1日に2回ずつ受けました。1回はいつもの全体照射。もう1回は、がんへのピンポイント照射です。間を2時間以上空けないといけないので、その間は鹿児島市内に住む叔母がランチに付き合ってくれました。「ピンポイント照射」もいつもの照射と同じで、これでがんが本当に消えるのだろうかって感じ。消えてください!!と祈ってました。
皮膚は、全体照射の時はそんなに変わらなかったけど、ピンポイント照射をしたら、ちょっと黒っぽくただれてやけどのようになりました。まあそれも自然と治っていき、今はほとんど見た目もわかりません。
11/9に終わり、その後は、1ヶ月に1回、3ヶ月に1回、半年に1回、1年に1回・・・とPET-CTと診察を受けました。がんはすぐに消えるわけではなくて、はっきり覚えていませんが、確か半年以内には消えて無くなりました。
こんな感じの治療です。
仕事も続けながら受けられて、苦痛もない、ちょっと火傷のようになってからはブラが当たってしばらく痛かったですが・・・、そんなことは、大したことではありません!
本当に明るい治療でした。
たくさんの方が、植松医師の明るいがん治療と出会って欲しいなと思います。
*5回に分けて書いていますが、「まとめ記事」もあります↓
*最初の記事はこちら