うつヌケ〜うつトンネルを抜けた人たち〜田中圭一著を読んでみました!

職場で薬剤師として接することも多いうつ病患者さん。
精神科医の樺沢紫苑さんのオススメ本で、興味深く読ませていただきました!

「うつヌケ〜うつトンネルを抜けた人たち」田中圭一著

17人の体験談

この本は、うつトンネルの中で苦しんでいる人が出口を見つける手助けになるために書かれた本です。また、私のような医療者やうつの患者さんのご家族が「うつの正体」を知るためにもとても役立つと思います。漫画なので、読みやすいです。『不安くん』たちが真っ黒くろすけ?!スライム?!で描かれてますが、そのあたりの描写がとても秀逸で、なるほど〜とイメージできました。
著者自身を含めて17人の人の体験談が載っています。

うつは「心のがん」

・うつの原因は、「自分を嫌いになったこと」「子供の頃の苦しい思いを閉じ込めたままであること」
・ただ、何の前ぶれもなく、うつになる要因が1つもなかったのに、突然うつになって2年間寝ていた人もいました。そして、だんだんと自然に治癒。だれでもなりうる病気ですね。
・うつは、『心のかぜ』ではなく、『心のがん』。
・みなさん、うつトンネルは2年〜10年とかなり長くて、しかも治ったかと思っていると「突然リターン」がやってきたり、それが、はげしい気温差や気圧が下がることがきっかけになったり。
・そんな「突然リターン」との付き合い方や、17人の総まとめも書かれていて、今うつトンネルにいる方にとって、うつや自分を俯瞰することができて、トンネルを抜けるのにきっと役にたつに違いありません。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
田中 圭一
KADOKAWA (2017-01-19)
売り上げランキング: 835

ぜひ、読んでみてください。

この記事を書いた人

なおこ

なおこ

京都市内在住の薬剤師です。
仕事の中での気づき、想うこと、服薬ケア研究会での深い学び、糖質制限食などの食に関する学びや私なりの知見を発信しています。
好奇心旺盛、学ぶことが大好きなので、その他にもいろんなテーマで誰かのお役に立てそうな情報も発信中。