つづきです。前回はこちら。
「第2章 糖質制限食の正しい知識① 糖尿病など生活習慣病の治療と予防」
糖質制限食を始める時に大切なことは、「糖質だけを減らせばいい」と単純に、ご飯、パン、芋を抜いただけの食事をするのではなく、「糖質の多い食品を抜き、その分だけタンパク質と脂質を増やす」ことです。
この「タンパク質と脂質を増やす」という部分が大事で、さもないとカロリー不足を起こし、様々な不調が出る可能性があります。
「糖質制限食をしたら、体調が悪くなった」と誤解を生じて、糖質制限食が広まらなくなる可能性を著者は心配しています。
大丈夫です。あとで紹介がありますが、脂質を摂っても、ダイエット効果はちゃんとあります。そして中性脂肪が減少し、HDLコレステロール(善玉)が増加します。LDLコレステロール(悪玉)は、低下・不変・増加と3パターンあるそうですが、1〜2年か、数年、糖質制限食を続けていると、ほとんどの場合基準値になるそうです。
正しい糖質制限を行なっていきましょう。
個人的には、それに「野菜(特に緑の濃い野菜たち)」も付け加えたいです。ミネラル、ビタミン豊富で、糖質はほぼゼロです。免疫力がアップします。(キャベツ、白菜やかぼちゃ、人参などの根菜は、野菜の中では糖質がまあまああります)
「糖質の多い食品を抜き、その分だけタンパク質と脂質と野菜(特に緑の濃い野菜たち)を増やす」です。
要は、主食(ご飯など)を抜いた分、一皿のおかずを増やせば良いのですよね!お腹がすくのを我慢する必要はなく、美味しくて、かなり実践しやすいと思います!
今日はこの辺で。
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次回は第2章のつづきです。