コレステロール値が低いほどがん死亡率が高くなる?!〜コレステロールは悪者ではない!No.3

No.3 コレステロールが低い人はがん死亡率が5倍!

前回、コレステロールが低いほど総死亡率が高くなるというデータをお伝えしましたが、特に長年日本人の死因のトップであるがん死亡者数との関係をグラフにしたのがこれです。これを見ると、次のことが分かります。
コレステがん

参照http://www.kewpie.co.jp/know/cholesterol/cholesterol_03.html

    1. ①コレステロールが低いほど、がん死亡者は多い(緑の棒グラフ)
    1. ②180mg/dl未満のがん死亡者は、280mg/dl以上の人の5倍

これは、コレステロールが低すぎることによって細胞壁がもろくなり,免疫もおちることでがんが発生しやすくなることが考えられます。

つづく

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この記事を書いた人

なおこ

京都市内在住の薬剤師です。
仕事の中での気づき、想うこと、服薬ケア研究会での深い学び、糖質制限食などの食に関する学びや私なりの知見を発信しています。
好奇心旺盛、学ぶことが大好きなので、その他にもいろんなテーマで誰かのお役に立てそうな情報も発信中。