糖尿病の人にとっては
「糖質」は血糖を上げる唯一の栄養素。
できるだけその糖質の摂取を低く抑えることで、食後高血糖(血糖スパイク)を防ぎ、血糖値を下げることができる。
食後高血糖(血糖スパイク)があるほど、血管が傷つき、動脈硬化、合併症へと進展するので、食後高血糖がなくなればそれを阻止することができる。
だから、合併症(透析、足の切断、失明、心疾患など)を予防することができる。
糖尿病じゃない人にとっても
糖質の摂取を制限すると、血糖値が上がらないので、インスリンの分泌量が減ります。
インスリンは血糖値を下げるための大切なホルモンですが・・、別名肥満ホルモンです。インスリンが減ると脂肪蓄積が抑制されてダイエットにつながります。実は、肥満の原因は脂肪ではなく、糖質です!【ダイエット効果】
糖質の摂取を制限して血液中にブドウ糖がなくなると、私たちの体は中性脂肪を分解してケトン体を作り出し、それをエネルギーにします。(だから痩せるのです!)今、このケトン体を利用することが、がんの予防や治療、精神疾患の治療になる食事法として試されています。【がんの予防・治療効果】【精神疾患、うつなどの治療効果】
次回は「インスリン分泌を減らすとダイエットできる」です。
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