大会2日目報告です。
台風接近しましたが、1時間の遅れくらいで、無事京都に帰り着きました。感謝。
今日は93歳で現役薬剤師として働いていらっしゃる栄子先生も登壇してくださいました。服薬ケア会員のおばあさまです。
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服薬ケア研究会第7回大会(2日目)
1 大会長講演
「あたりまえのことを全員がハイレベルで行えば世界は変えられる」
自分の立ち位置、立ち方、あり方を意識する!
2 93歳現役薬剤師!服薬ケア精神の真髄に迫る
生涯現役を目指す私にとって、大先輩にあたる栄子先生。
今も毎日薬局に勤務し、電子薬歴をスクロールしながら参照し、患者応対をされている。
服薬指導結果はメモをして、入力はスタッフに依頼。
たくさんの患者さんが栄子先生に会いに通われているとのこと。
このパワーの秘訣は好奇心。ごく最近、スマホデビュー、ラインデビューも果たされている。
新しいことも厭わず、学ぼうとする姿勢を絶やさない。
今、盛んに言われ始めたセルフメディケーションは、栄子先生にとっては「元に戻ること」。「特別なことは何もしていないんです」
私のロールモデルのお一人となる方との出会いだった。
ぜひお元気で、日野原先生の105歳を追い抜いていただきたい。
3 マインドマップと薬剤師業務
4 AI化・機械化・調剤分業化の時代にこそ服薬ケアを
5 薬局で管理栄養士ができること
6 スポーツファーマシストと薬局での活動
7 服薬ケアコミュニケーション「情報収集の極意」
頭の中をPOSにする!ワークの患者役から学ぶ“質問力”
①わからんことは「どストレートに聞いてみよう」
②患者役から分かる質問力
③薬剤師よ!もっと自信を持って!
8 会頭講演
「服薬ケアの心2017」
昨日から2日間通して、なんども繰り返し出てきた言葉や概念。
・薬剤師のアイデンティティ。
・相手に関心を寄せる
・どんな心の在り方で聞くか
・感情への着目
・気持ちを聞く
・ただ聞き出すのではなく、聞いたら何らかのgiveをする。
例えば、検査数値を聞いて聞きっぱなしにしていないか。
それでどう判断したのか。
あるいは何のためにその質問をしたのか理由をせめて説明する。
患者さんは聞かれて、答えたのにそのままで終わりだと、当然「で?」という気持ちになる。
次世代薬歴Musubi〜現場を知り、薬剤師の立場になって作られた薬歴〜
・KAKEHASIという会社のMusubiという次世代電子薬歴の紹介もあった。
約400店舗の薬局を訪問し、現場を徹底的に調査し、本当に患者さんにも薬剤師にも役に立ち、使いやすいように開発された薬歴。薬歴記載時間も短縮できるという。既存の電子薬歴は、現場を知らない人が作ったに違いないと思われるものなので興味深かった。使ってみたい。
薬剤師の皆さん、とてもよさそうでした。一度デモを見てみられては!
目次とキーワードだけで、自分のための備忘録のような記事になってしまいました。ごめんなさい。
ともかく、充実した二日間でした。早速明日からの仕事に役立てます^^