服薬ケア第5回大会!
服薬ケア研究会の、年に1回の大会が、9/22・23に、帝京大学でありました。毎回、熱くて感動の大会になるのですが、今回はいつもとは少し違ったと言うか、より広がりのある新鮮な感動をおぼえる大会でした。
薬剤師だけでなく、いろんな医療者が集まった
今までは薬剤師だけの勉強会だったのですが、今回は、大会長比留間さんの異業種のつながりを生かして、医師、介護士、看護師、理学療法士、一般の方など、たくさんの方々が参加して、発表もしてくださいました。
こんなにも、強い想いで頑張っている仲間がいるのだと、心が熱くなりました。
多職種が連携して、チーム医療を行なう重要性が叫ばれている今、とても有意義な時間を持てました。
たくさんの人と人の新たなつながりができた大会でした。
広告
人の心に寄り添う
「人の心に寄り添う」というのは、医療者にとって大切な課題です。
介護者を支援する事業を、一人で起業されている、橋中今日子さん(介護者メンタル協会)の「その人の心に寄り添う挑戦」というお話が、特に心に残りました。(ブログ参照 介護に疲れた時に、心が軽くなるヒント)
教育講演は、「今、医療者に求められるコミュニケーション」ということで、プロの西任暁子さん!西任暁子さんはスピーチコンサルタントの先生です。
ここでも「人の心に寄り添う」というキーワードが何度も出てきて、『寄り添うコミュニケーションの取り方』としてO(observe)F(feeling)N(needs)R(request)の紹介がありました。実践的な内容で、すぐに使えそうなコミュニケーション技術でした。ここでは詳しくは割愛しますが、著書に「ひらがなで話す技術」「話すより10倍ラク!聞く会話術」などがあります。
「コレステロールは下げた方がいいのか?」
私も一般演題で発表させていただきました!
「コレステロールは下げた方がいいのか?」
内容は、このブログでもアップしている、コレステロールについてのNo.0〜No.14をギュッと8分間にまとめたものです。
よかったら、以下を覗いてみてください。
◉「コレステロールって下げた方がいいの?下げなくてもいいの?No.0」
服薬ケア研究会とは
服薬ケア研究会は、私がかれこれ12年前から所属し、勉強させていただいている勉強会で、薬学的知識と医療者としてのコミュニケーション技術を両輪に、本物の薬剤師、真の患者さん中心の医療をめざす勉強会です。
そして、5年後の第10回大会となる頃には、『学会』になることを目指しています!!
会頭は、服薬ケア研究所所長の岡村祐聡先生です。POS、SOAPや患者応対技術などの著書が、たくさんあります。SOAPの書き方に迷っている方がいらしたら、是非オススメの著書です。
著書:
「今度こそモノにする 薬剤師のPOS」
「患者応対技術の実践法」
「SOAP パーフェクト・トレーニング」
「SOAPパーフェクトトレーニングPart2」
↑
SOAPの書き方に迷っている方へオススメ!