先日、生活科学研究会主催「魅惑のココナッツオイル」という勉強会に参加してきました。
「ココナッツオイルが良い」という話はよく見聞きしていたので、今も何となくは取り入れてはいるものの、いまひとつどこがどんな風に良いのかよくわかっていませんでした。
今回の勉強会を聞いてすっかり「魅惑されて」しまい、さっそく我が家のオイルをココナッツオイルにシフトすることに決めました。
学んだことをざっとですが、ご紹介します。
ココナッツオイルの特徴
- 最も酸化しない、最も安全な調理油である。2位はパームオイル
- ココナッツオイルは他の油(一旦脂肪として蓄えられる)と違って、即エネルギーとして消費される
- 抗酸化作用を持つ唯一のオイルで、抗酸化効果により閉経後の骨量の減少を予防する
- 抗微生物作用を持ち、口の中のカンジダ菌に対し殺菌薬、抗真菌薬と同等の効果をもつ
- 「ラウリン酸」は母乳にたくさん含まれていて、病原菌に対する免疫力がほとんどない赤ちゃんを、免疫力を高める作用、抗菌作用、抗炎症作用で守ってくれている。ココナッツオイルはそんなラウリン酸をたくさん含み抗菌力高い。
- 内臓脂肪の燃焼を促進させ、1日30mlを4週間摂取で胴囲が約3cm減少
- ココナッツオイルはほとんどが飽和脂肪酸。飽和脂肪酸は心筋梗塞などのリスクを高めると言われていましたが、それは草食動物であるウサギ(飽和脂肪酸を代謝できない)の実験データによるものだったので、人間には当てはまらない。今ではバターも見直されてますよね。
その他油について
- オリーブオイルは偽物も多く出回っている。冷凍庫に入れて凍らなかったら偽物(冷凍すると風味が多少落ちるそうなので、実験は少しだけ取り出してやってみてくださいね)
- ヘキサンという溶剤を使って作られている食用油、水素添加された油は体に良くないが、たくさん出回っているのが現実。要注意。
ココナッツオイルの取り入れ方
- コーヒー、ティーなどの飲み物に混ぜて
- ココナッツオイルを使ったドレッシング、ポン酢
- ココナッツオイルで作るスイーツ「豆腐生チョコ」
- 「ココナッツオイル鍋」「豚肉のコンフィ」
- スキンケアに(お風呂上がりの保湿、お化粧の前、日焼け止め、やけどにも)
- ボディーケアに
- アトピー性皮膚炎、創傷治療に
- オイルプリング(朝オイルを10gほど口にふくんでクチュクチュ10分)→虫歯予防、歯周病予防
感想
- こうして書いてみると、記憶があやふやになっていることも多くて一応メモしてきたことをリストアップしてみました。さらに詳しい勉強会があるそうで、参加予定です。そこでもう一度確認してきたいと思います。
- とにかく酸化しにくい油を使うことが大事。今までは炒め物にはオリーブ油を使っていましたが、より酸化しにくいココナッツオイルに変えようと思います。料理に影響しないように独特なあの香りを取り除いたタイプのココナッツオイルがあるので、それなら使いやすいですね
*生活科学研究会は『生活に科学を』『食卓革命』『医療革命』をめざし、生活から世界の人々の健康を作ろうとする会です。
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