前回はこちら。第6章の続きです。
第6章糖質制限食で社会は大きく変わる
健康寿命が延びる
糖質制限食の普及で、これからの高齢者のライフスタイルが変わる。
なぜなら、4大死因、認知症、骨の老化の予防ができるので、元気な高齢者が増えます。介護の必要な人は減少し、旅行やスポーツなどの娯楽に費やす時間や費用が増えます。元気に働く人も増えるでしょう。
実は高齢者になると骨がもろくなるのは、カルシウムが足りないだけでなく、高血糖のせいでもあるので、糖質制限で骨の老化も予防できます。
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糖質を食べなければ食後の眠気はなくなる
糖質を摂ると血糖値が大きく変動しますが、血糖値の急激な上下動は、意外なほど大きく心理を不安定にしています。
また、食後に眠くなることを当たり前だと思っている方が多いかもしれませんが、糖質制限食を実践すると、食後の眠気がなくなります。
これは私自身も8年間やってきて、実感していることです。以前は昼食後、眠くて眠くてフラフラによくなっていました。糖質制限をしている多くの方が同じように証言しています。
タクシー、トラック、バス運転手など職業ドライバーは糖質制限食を実践すれば眠気がなくなり、交通事故が激減すると思われます。
意外な経済効果をもたらす可能性
糖質制限の普及により、医療費の削減効果の他にも経済的プラス面がありそうです。
食品業界では、糖質制限食を便利にする新しい商品が次々と開発されています。
また外食産業では糖質制限食を導入する動きも始まりつつあります。
ファミリーレストランのガストでの糖質制限メニュー
ローソンの低糖質パン
紀文の糖質ゼロ麺
糖質ゼロの発泡酒
糖質ゼロの天然由来甘味料「ラカントS」
他にも、すき家にも糖質制限メニューがありますし、ファミマにも糖質制限スイーツがあります。
また、著者が立ち上げた京都高尾倶楽部という通販サイトも著者が全て食べて血糖値のチェックをした商品を扱っています。
アメリカやヨーロッパでは糖質制限食がかなり定着しつつあり、スウェーデンでは成人の3割が糖質制限を実行しているとのことです。
糖質制限は一時的な流行ではなく、世界的な動きになってきているのですね。
長くなりましたが、以上でブックレビューを終わります。
現在も、糖質制限生活を、結構美味しく、楽しくやっておりますが、ますます、加速しそうで楽しみです。
我が家では、治療のために糖質制限をおこなっているので、大勢の方との外食が結構ネックです。糖質制限しやすくなると本当に助かります。
*初めから読みたい方はこちら。